システム安定稼働は企業にとって最重要課題の一つとなっています。
Eビジネスにおいて、システム性能の劣化に起因する応答時間の遅延はエンドユーザの満足度を低下させます。システムのスローダウンや停止は、機会損失、顧客離れ、信用失墜を招き、また、ダウンタイムによる収入損失は無視できない金額にのぼります。
性能管理の重要性は、
- 性能問題に気づかないのは大きなリスク
- 問題が起こってからではもう遅い
- 問題が起こる前から継続的な性能管理が重要
- 測定、分析しなければ管理はできない
などがあります。
しかし、日本における性能テストや本番環境でのパフォーマンス管理市場の立ち上がりは米国に比べて数年遅れているのが現状です。日本では、テストツールにしても、性能管理ツールにしても、多くの企業は目に見えない分野には積極的に投資をしたがらないのが現実です。
多くの企業は、頻繁なバージョンアップ、構成変更、パラメタ変更、アプリケーション改修、ソフトウェアの入れ替え等々を行っているにも関わらず、変更前後に性能を調査し、管理する企業が少ないのが現状です。
一方で徐々に、 日本でもシステムの停止が顧客やパートナーに及ぼす影響が多大であることが分かり、経営陣のITシステムに対する見方、認識が変わってきつつある状況です。
シーマークでは、これまでに培ったコンサルテーションの経験を生かし、「性能分析・診断サービス&コンサルティング」を提供します。
■サービス内容■ |
1. 性能試験実施支援サービス |
負荷テストの実施を代行し,レポートします。 事前に協議した負荷を与える業務シナリオに必要なバックエンドのデータはお客様よりご提供頂きます。 |
2. システム性能分析・診断サービス |
システム性能の現状をさまざまな角度から詳しく分析し、評価結果を報告。 これにより、ボトルネックの発見やシステムの性能改善、さらには計画的なキャパシティ管理などのきっかけを提供。 |
3. 簡易システム性能分析・診断サービス |
上記の簡易版サービスで、分析項目を限定し低価格でサービスを提供。 |
4. システム性能改善支援サービス |
システム性能分析・性能分析で報告した評価内容を基に、お客様システムの性能改善を支援することを目的としたコンサルティング・サービス。 投資に見合う性能を引き出すことを目指す。 性能監視ツールの導入支援としきい値(問題が発生する目安となる値)の設定支援等も含まれます。 |
5. キャパシティ計画サービス |
将来の業務負荷の増加やトランザクション変動に対応できるかを予測し、必要なハードウェアの規模と性能を見積もる。 計画的/早期に改善策を実施することにより、お客様の情報システムにおけるROIの改善、TCOの削減を支援。 |